FAカップ（杯）4回戦でマンCと対戦、ターンオーバー起用を現地指摘

　プレミアリーグで首位を走るアーセナルは現地時間1月27日にFAカップ（杯）4回戦でマンチェスター・シティと対戦する。この大一番で日本代表DF冨安健洋が右サイドバックでの先発を予想されている。

　昨年10月、エリザベス女王崩御によってプレミアリーグの一部試合日程が変更になった影響でアーセナルとシティは今季まだ対戦がなかった。現在プレミアリーグで優勝争いをする2つのクラブはFA杯の舞台で今季初めて顔を合わせ、ペップ・グアルディオラ監督とミケル・アルテタ監督による師弟対決として注目される。

　前節リーグ戦でマンチェスター・ユナイテッドに勝利したアーセナルはこの試合に向けてターンオーバーが予想される。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は7人を入れ替えた以下のスタメンを予想している。

GK　マット・ターナー

DF　冨安健洋
DF　ロブ・ホールディング
DF　ガブリエウ・マガリャンイス
DF　キーラン・ティアニー

MF　ファヴィオ・ビエイラ
MF　トーマス・パーティ
MF　グラニト・ジャカ

FW　レアンドロ・トロサール
FW　エディ・エンケティア
FW　エミール・スミス・ロウ

　今冬新加入のベルギー代表MFレアンドロ・トロサールが加入後初先発、負傷明けのMFエミール・スミス・ロウも復帰後初先発が予想されている。冨安はDFベン・ホワイトに代わって右サイドバックとして起用される見込みだ。英紙「ガーディアン」もカップ戦での対戦ということでメンバーの入れ替えを予想し、「アルテタはディフェンスラインでロブ・ホールディング、冨安健洋、キーラン・ティアニーにチャンスを与える可能性がある」と報じている。

　今季はホワイトに右サイドバックにレギュラーの座を譲った冨安だが、前線に強烈なタレントが揃うシティとの対戦では持ち前の守備力で勝利に貢献することはできるだろうか。