バイエルンがトッテナムFWケイン獲得に関心 141億円を準備と海外メディア報道
レバントフスキ退団の影響で得点力に不安
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは、今季開幕前の移籍市場でポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキをスペイン1部FCバルセロナへ放出した。ブンデスリーガで首位に立つバイエルンだが、その穴を埋めるストライカーを探しているようだ。スペインメディア「Todofichajes」は、イングランド1部トッテナムのエースであるイングランド代表FWハリー・ケインへの関心を報じている。
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バイエルンは、レバンドフスキが去った影響を強く感じている。カメルーン代表FWエリック・マキシム・シュポ=モティングは、期待を上回るパフォーマンスを見せているが、レバンドフスキが毎シーズン、チームで挙げていたゴール数には遠く及ばない。
カタール・ワールドカップ(W杯)の中断後、シーズンが再開したなかでバイエルンは2023年になってから勝利していない。ブンデスリーガ第16節RBライプツィヒ戦(1-1)、第17節ケルン戦(1-1)と2試合連続で引き分けており、ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるチームはゴールを欠いている。
バイエルンは昨夏の移籍市場でもケインの獲得を試みた。だが、トッテナムは移籍を容認しない姿勢を明確にする超高額を要求した。しかし、次の移籍市場では話が変わってくる。2024年にはケインとトッテナムの契約が満了を迎えるからだ。仮に移籍金を得ようとするのであれば、ケインが契約を延長しない限り、トッテナムは今夏のうちに彼を売却しなければならない。
ミュンヘンでは、ストライカーの状況を注視しており、2021-22シーズンのプレミアリーグ得点王に1億ユーロ(約141億円)以上を支払う準備をしているという。ケインには、ほかのクラブも関心を示しており、夏にはケインを巡る大きな争いが勃発するかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)