浦和モーベルグが語る日本とスウェーデンの“共通点” 母国にはない「面白い」文化とは?
先輩・後輩間での“奢る”文化はスウェーデンにはなし
モーベルグはクラブYouTubeチャンネルで書道に挑戦する姿もあったが、ひらがなやカタカナの判別について「本当に難しい。それをアートのように書くのも、本当に大変だった」と苦笑いした。そして、「面白いと感じたのは先輩、後輩の文化。レストランではいつも先輩選手が会計するんだけど、その文化はスウェーデンにはないですね。周ちゃん(GK西川周作)はそのせいで貧乏になっちゃうかもしれないよね」と、冗談を交えつつ昨季に主将を務めたベテランの西川が食事代を持つような場面について、文化の違いを感じたようだ。
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シーズン中に加わったオランダ人のFWアレックス・シャルクやFWブライアン・リンセンも合わせ、浦和の外国人選手たちは積極的に日本文化に触れようとする姿勢を見せている。モーベルグは夜の時間帯になった今回のインタビューで最後に「おやすみ!」と日本語で挨拶をくれるなど、2シーズン目の日本生活を楽しみつつ過ごしているようだ。
※第3回に続く
[プロフィール]
ダヴィド・モーベルグ/1994年3月20日生まれ、スウェーデン代表。IFKヨーテボリ(スウェーデン)―サンダーランド(イングランド)―キルマーノック(スコットランド)―サンダーランド(イングランド)―FCノアシェラン(デンマーク)―IFKノルシェーピン(スウェーデン)―スパルタ・プラハ(チェコ)―浦和。J1通算20試合8得点。スピードに乗ったドリブルで相手DFを翻弄するウインガータイプ。左足から繰り出される鋭いシュートやセットプレー時のフリーキックで高い決定力を誇る。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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