エバートンの新監督人事、ビエルサ氏は交渉破談か 「要求に大きな隔たり」と英指摘

マルセロ・ビエルサ氏とエバートンの交渉は不調に終わった模様【写真:Getty Images】
マルセロ・ビエルサ氏とエバートンの交渉は不調に終わった模様【写真:Getty Images】

ランパード監督を解任、ビエルサ氏との交渉は不調と現地メディア指摘

 イングランド1部エバートンは1月23日、フランク・ランパード監督を解任した。後任として昨シーズン途中までリーズ・ユナイテッドを率いていたマルセロ・ビエルサ監督の名前が挙がっていたが、交渉は不調に終わったようだ。英紙「インデペンデント」が報じている。

 記事によると、エバートンとビエルサ氏の交渉は、要求に大きな隔たりがあったことから破談になったという。アルゼンチン人監督は、自身とコーチングスタッフを雇うために、1000万ポンド(約16億円)を要求したという。さらにビエルサ氏は、それ以外にもクラブに対して多くを求めており、クラブは時間内に対処ができないと感じている。これまでもビエルサ監督は、監督就任までに数か月に渡る交渉を続けることで知られており、今回もそれが示されている。

 エバートンは、ビエルサ氏以外にもサム・アラダイス氏、ラルフ・ハーゼンヒュットル氏、かつてリーズでビエルサ氏と仕事をした経験のあるカルロス・コルベラン氏の名前もリストアップされているという。記事では「新監督の招集には時間がかかっているが、これもフランク・ランパード監督の解任が遅れた要因だった」と伝えられ、「新監督はアーセナル戦までの1週間、チームと準備できるようにクラブは週末までに新監督を決めたいと考えている」としている。

 このまま監督が見つからなければ、プレミアリーグ残留のために短期的な代理監督を据える可能性もあるという。2月4日に控えている首位アーセナルとの一戦では、果たして誰がチームを率いているだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング