三笘薫にプレミア“ビッグ6”が「監視している」 海外メディアが去就予測「ペップが関心を示すだろう」
ブライトンで躍動する日本人アタッカーのステップアップ移籍へ海外メディアが見解
イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、カタール・ワールドカップ(W杯)後のリーグ戦で、5試合連続スタメン出場すると3得点をマーク。チームの攻撃の軸となっている。その活躍ぶりからビッグクラブへの移籍も報じられるなか、海外移籍専門メディア「Football Transfers」が「ブライトンの未来型スターは、マンチェスターで旋風を起こす」と特集を組み、ステップアップ移籍の可能性を報じた。
ブライトンには将来を期待される選手たちが多くいる。しかし、現在のチームで最も多くの注目を集めているのは、アルゼンチン代表としてW杯優勝を果たしたMFアレクシス・マック・アリスター、エクアドル代表MFモイセス・カイセドではなく、三笘だと記事では指摘している。
そして、「日本代表は、ステレオタイプのインサイドフォワードではない。彼は先発して、短距離で爆発的なスピードを見せるわけではない。常にシュートを狙うタイプの選手でもない。彼はゴールのためよりも、創造的な脅威となり、それは90分間で平均0.31アシスト、90分で0.2ゴールをという2つの数字からも浮き彫りになっている」と、得点に絡む場面以外での三笘のメリットについて報じた。
さらに「近代のサッカーでは、ウイングの選手はゴールを挙げることを求められる。だが、リバプールとマンチェスター・シティがFWダルウィン・ヌニェス、FWアーリング・ブラウト・ハーランドというゴールを奪える9番を加えたこともあって少し変わってきた」として、「ミトマは、次のサッカーへ向けた戦術革命に準備ができている」と、見出しを付けて、こう続けた。
「サッカーが進化するにつれて、近い将来、ほかの人が彼のスタイルに続くことが期待される。ミトマはすぐに今以上に価値ある選手となり、ブライトンはプレミアリーグのビッグクラブから多くの打診を受けることになるだろう」と報じ、ビッグクラブからオファーが届く可能性を指摘した。
なかでも「ペップ・グアルディオラ監督が三笘に関心を示すことは、予想できるだろう。マンチェスター・シティはウイングの刷新が必要であり、13キャップを有す代表選手は、確かなテクニックがあり、非常に賢い。シティにフィットする。プレミアリーグのビッグ6が監視している」と伝えている。
現在の活躍が続けば、ステップアップ移籍は確実視される三笘。ヌニェスやハーランドと並びたち、プレーする日が来るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)