「気に入らない奴がいても仕方ない」 股抜きを狙い大流血のネイマール、“オレ流”を貫くと宣言
ボリビア戦で挑発した相手FWからエルボーを食らう
バルセロナのブラジル代表FWネイマールは、6日に行われたロシア・ワールドカップ南米予選第9節のボリビア戦(5-0)で相手FWヤスマニ・ドゥクの股抜きを狙い、エルボーの報復を受ける流血の惨事となった。
超絶テクニックをピッチ上で見せつける“魔法使い”に対し、加害者であるドゥクは「生意気で敬意に欠けている」と批判していた。だが、ネイマールはオレ流を貫くつもりのようだ
「奴らはオレに蹴りを入れることもできる。エルボーを仕掛けてくるが、世界で誰もがこのドリブルをできるわけじゃない。どんどんドリブルをするのが難しくなっているんだ。オレはこれを変えるつもりはない。自分と対峙した選手は、自分のやり方があるということを知らなければいけない。それがドリブルであり、ゴールであり、チームメートを助けることなんだ。このやり方で幸せなんだ。気にいらない奴がいても、どうしようもないね」
スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」で、ネイマールはこう語ったという。所属するバルセロナでも変幻自在のドリブルを武器にするネイマールは、ヒールリフトなどマーカーをあざ笑うプレーを見せては、リーグ戦で対戦相手の怒りを買い、プレーとは関係ない部分で危険なファウルを受けている。
ルイス・エンリケ監督もネイマールの見せつけるプレーに「敬意を欠いている」と苦言を呈していたが、ネイマールは自らの流儀を変えるつもりはなさそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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