アザール“蹴り入れ事件”から10年 ボールボーイの現在に英驚き「巨額の個人資産を手に入れた」

チェルシー時代のエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシー時代のエデン・アザール【写真:Getty Images】

ロナウジーニョらを顧客に持つウォッカの会社を設立

 ベルギー代表MFエデン・アザールは10年前、当時在籍していたチェルシーの試合中にボールボーイに蹴りを入れ一発退場となった過去がある。そんな事件の被害者は、現在は大きな財産を持つ実業家になっているという。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。

 きっかけとなった事件は約10年前、現地時間2013年1月24日に行われたリーグカップ準決勝セカンドレグのスウォンジー戦(0-0)で起きた。試合終盤に差し掛かった時間帯でタッチラインを割ったボールを、ボールボーイが抱え込む形でピッチに倒れ込むと、冷静さを失ったアザールが奪い返そうとして腹部を蹴ってしまう。この行為で一発退場となったアザール。当時、各メディアやファンも非難の声を上げていた。

 「デイリー・エクスプレス」では、10年経った今年にこの出来事に再脚光。ボールボーイの現在の姿をレポートしている。

 記事では17歳当時、ボールボーイを務めていたチャーリー・モーガン氏は「告発することを避け、チェルシーのドレッシングルームで握手をした」と10年前を回顧。そんなモーガン氏は10年後、ウォッカの会社を設立して成功を収め、ロナウジーニョやフロイド・メイウェザーなど有名人を顧客に持つ4000万ポンド(約64億円)の実業家になったという。

 記事では「巨額の個人資産を手に入れ、この10年間を謳歌してきた」と驚きをもってモーガン氏の成功を伝えていた。

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