ブラジル新監督は4人の候補に絞られた? “ビッグネーム”ずらり…ペップはすでに辞退か
2月中には新体制が発表される見込み
カタール・ワールドカップ(W杯)の準々決勝でクロアチア代表にペナルティーキック(PK)戦の末に敗れ、チッチ監督が退任したブラジル代表は、新たな監督を探している。ブラジルメディア「UOL」によると、新たに外国人監督を探していたブラジルサッカー連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス会長は、4人の候補者に絞ったという。
2002年の日韓W杯以降、優勝から遠ざかっているブラジル。大きな期待を集めたカタールW杯でも、ベスト8で敗退となった。チッチ監督が退任した後任として、イングランド1部マンチェスター・シティのジュゼップ・グアルディオラ監督がリストアップされたが、すでに2025年まで契約を延長したスペイン人監督の引き抜きは不可能だと代理人に断られたという。
「UOL」によると、ロドリゲス会長は後任監督について、元ブラジル代表FWロナウド氏に相談を持ち掛けているが、それ以外はほとんど外部に情報を漏らしていないという。そうしたなかでも、スペイン1部レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督、元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏、イタリア1部ローマのジョゼ・モウリーニョ監督、そして、カタールW杯までスペイン代表を率いたルイス・エンリケ氏の4人が、選択肢になっていると伝えている。
今後、ロドリゲス会長は渡欧して話し合いの場を持ち、決まらなかった場合は、ブラジル国内の監督から次期ブラジル代表監督を選ぶことになるという。3月には国際マッチデーがあることから、2月中には新体制が発表される見込みだが、決定が遅れた場合には、臨時監督が起用される可能性もあるようだ。
世界屈指の強豪国であるブラジルは、新たな監督をヨーロッパから招くことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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