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「監督がまさに求めていたもの」 セルティックのレジェンドMF、新加入・岩田を称賛したポイントは?
元スコットランド代表DFグラント氏は今後の岩田の起用法に注目
スコットランド1部セルティックは、現地時間1月21日に行われたスコティッシュカップ4回戦で、グリノック・モートンと対戦して5-0で勝利した。今冬の移籍市場で横浜F・マリノスから加入した日本代表MF岩田智輝は、後半開始から出場して新天地でのデビューを飾っている。セルティックのレジェンドである元スコットランド代表DFピーター・グラント氏は、岩田のデビュー戦でのパフォーマンスを好意的に感じているようだ。スコットランド紙「ザ・ヘラルド」が報じている。
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セルティックの中盤には、スコットランド代表MFカラム・マグレガー、デンマーク人MFマット・オライリー、日本代表MF旗手怜央、オーストラリア代表MFアーロン・ムーイ、スコットランド代表MFデイビッド・ターンブルに加え、新加入の岩田と有力選手がひしめいている。
グラント氏は「ファンタスティックだ。私はシーズンの最初から、彼らにとって最大の武器はチームが抱えている選手たちだと言っていた」とコメント。そして、「土曜日(1月21日)のチームを見ただろう。チームの勝敗は中盤で決まると言われる。試合に出なかったセルティックの選手たちのオプションを見ればいい。マグレガーがいない時に苦しむかと思われたが、オライリーがそのポジションでとても上手くやった。さらに旗手もいる」と、現在のチームについて語った。
そして、グラント氏は「岩田がピッチに入って、多くのボールタッチをして、あのポジションにフィットしていた。監督は、まだスピードに適応できていないと言っていた。スピードに適応してきたら、監督がどのような選択をするか興味深い」と続け、初めて見た岩田に対する見解を続けた。
「彼はフィジカル面で素晴らしく、とてもパワフルだ。ボールも素早く動かせる。人々は週末の試合を見て、誰も近づかなかったから簡単だったと言っていた。だが、実際のところ彼は、彼自身のためのスペースを作っていたから、誰も近寄れなかったんだ。とても賢いサッカー選手だ。すごくボールを動かしていたし、フル出場したほかの選手たちよりも、45分間の出場で多くのチャンスに絡んだかもしれない。常に準備ができていたし、強い個性を感じた。(アンジェ・ポステコグルー)監督がまさに求めていたものだ。彼はフィジカル面でも、メンタル面でも、力強さを求めていた」
セルティックでのデビュー戦を終えた岩田は、この先にスコットランドで、どのようなキャリアを築いていくだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)