「涙はむしろ彼を強くした」 三笘薫の躍進に香港メディア脚光、カタールW杯後に覚醒「プレミアで最もホットなアジア人」

ブライトンで活躍する三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンで活躍する三笘薫【写真:ロイター】

経歴をなぞりつつ、「間違いなくプレミアリーグで最高の選手の1人だ」と絶賛

 日本代表MF三笘薫はイングランド1部ブライトンで躍進を続けている。現地時間1月21日のプレミアリーグ第21節でレスター・シティ戦(2-2)では、強烈なミドルシュートで先制点を奪った。成長著しい三笘について、香港メディアも「プレミアリーグで最もホットなアジア人選手」と報じている。

 三笘に注目したのは、香港メディア「香港01」だ。記事では三笘の経歴をなぞりつつ、「間違いなくプレミアリーグで最高の選手の1人だ」と絶賛。「今はプレミアリーグに定着し、さらに高い評価を受けている」と価値高騰の点を挙げ、「25歳の彼は4年前にはまだ大学生だったが、短期間のうちに再び話題を呼んでいる」とその成長ぶりに驚愕している。

 昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)では森保一監督の下、日本代表の一員としてベスト16に貢献。W杯での活躍について記事では「あらゆるチャンスに貢献し、特にスペイン戦では最後まで走ってボールを取り戻し、決定的なアシストを記録して日本の逆転勝利を助けた」と“三笘の1ミリ”に改めて賛辞を送った。

 決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦ではPK戦のキッカーを務め失敗。ただその失敗も「涙を流して胸を痛めたが、その瞬間の胸の痛みが彼を倒すどころか、むしろ彼を強くした」とその後の三笘の躍進につながっていたのだと持論を展開している。

 さらに同メディアは、2023年を三笘にとって「ビッグバン、人生の重要な年」だと指摘。「W杯後もファンや監督の期待を裏切らないパフォーマンスを披露している」と高いパフォーマンスを発揮している点を称え「まだソン・フンミンには及ばないかもしれないが、世界レベルのアタッカーになることに大きな期待を抱いている」とアジア選手の次なる新星として三笘を紹介していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング