ムバッペは「問題視していない」 アルゼンチンGKの“卑猥な仕草”を模倣した姿に英注目
トロフィーを股間に当てて嘲笑した行為を再現
アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスは、カタール・ワールドカップ(W杯)での優勝に大きく貢献。しかし最優秀GK賞のトロフィーを股間に当てて嘲笑するなどの行為がのちに波紋を呼んだ。そんなマルティネスの行為を、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが真似た姿が海外で注目を集めている。
元々マルティネスの嘲笑行為は、試合前のインタビューにおいて南米サッカーを下に見る発言をしていたムバッペに対するものだとも言われている。ロッカールームでは「ムバッペに黙とう!」などの発言もしており、対抗意識があるのは間違いない。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「物議を醸したエミリアーノ・マルティネスのジェスチャーを真似たように見えるキリアン・ムバッペ」と題しそのシーンを取り上げた。
記事によれば、先月の記者からの質問でマルティネスについて聞かれたムバッペは「僕は彼を祝福した。彼にとっては人生の目標だったんだ。でも、僕は負けたんだ。お祝いは僕の問題じゃないし、そんなつまらないことに時間を費やさないよ」と大人の対応を見せていたという。
そのうえで、PSGの本拠地で同じジェスチャーをする映像が公開されたことを伝え「ムバッペはマルティネスの行為を問題視していないようだ」とレポートしている。
国際サッカー連盟(FIFA)からも声明が挙がっていたこの一連の問題だが、当のムバッペはあまり気にしていないようだった。
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