「プレミアで名声を博した」 三笘薫&ソン・フンミンを韓国メディアが比較、指摘した“類似点”とは?
レスター戦での見事なミドル弾を含む活躍を称賛「大活躍した」
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ第21節レスター・シティ戦で今季4ゴール目をマーク。ここまでの活躍を受け、韓国メディアも自国のエースFWと比較し「ソン・フンミンを連想させる活躍」と脚光を当てている。
レスター戦で公式戦6試合連続での先発となった三笘は前半27分、ベルギー代表DFティモシー・カスターニュ相手にカットインを仕掛け、観る者の度肝を抜くスーパーミドル弾でこの試合の先制点を奪った。
最終的に2-2の痛み分けとなったゲームではあったが、地元メディアは三笘にチーム最高タイの高評価を与えるなどインパクトを残すプレーを見せ続けている。
そんな日本人アタッカーに注目したのが、韓国メディア「NEWSIS」だ。「ソン・フンミンを連想させる活躍。どれくらい続くだろうか」と見出しを取り、現在同じプレミアリーグのトッテナムでプレーする自国エースFWソン・フンミンを引き合いに存在をピックアップしている。
記事ではまず、レスター戦の三笘を「大活躍した」と絶賛。相手DFを切り裂くドリブルや、先制となったミドル弾で観客を引き付けたプレーを称えた。
そのうえで「ミトマの活躍はソン・フンミンを連想させる側面がある」と指摘し、「スピードをベースに自信のある突破をし、イングランド・プレミアリーグで名声を博した」と2人の類似点を挙げている。
さらに、ここまで公式戦18試合5ゴールのスタッツを誇る三笘を「最近の成長ぶりがはっきりしている」と評価するとともに「どれだけ持続的に活躍するかは未知数だ」とプレーの特徴を例に挙げ、今後は厳しいマークに遭う可能性もあると考察している。
「ミトマはソン・フンミンのように空間を確保した後、主力を土台に相手を攻略するスタイルだ」とスペースを生かすプレーを得意とする点を挙げ、「昨シーズン得点王になった後、ソン·フンミンが相手の集中牽制の中で不振に陥っているように、ほかのチームがミトマ攻略法を設ける可能性が高い」と今季不調の自国エースの現状とともに持論を展開した。
リーグ戦に限って見れば、同じ4ゴールを記録している三笘とソン・フンミン。同メディアは最後に三笘について「日韓サッカーエースの自尊心をかけた競争でどのような結果を出すか」と示し、選手としての今後に目が離せない様子だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)