三笘薫は「たった4億円」 英国で明るみになった格安移籍金に現地驚き「もっと価値がある」
レスター戦での衝撃ゴールとともに、ブライトンに加入した際の移籍金が話題に
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ第21節レスター・シティ戦で観る者の度肝を抜く圧巻ミドル弾で先制ゴールをマーク。英国内ではその活躍ぶりが反響を呼ぶとともに、ブライトンに加入した際の移籍金が話題に。同国メディアでその事実が伝えられると、海外ファンからは「どうして300万ポンドの価値しかないの?」と驚きの声が上がっている。
レスター戦で公式戦6試合連続のスタメン起用となった三笘は前半27分、ベルギー代表DFティモシー・カスターニュ相手にカットインを仕掛け、ペナルティーエリア手前左から右足を一閃。綺麗な弧を描いたシュートがゴール右上隅に吸い込まれて、ブライトンが先制した。その後、一時逆転されながらも、ブライトンは再度追い付き、敵地で2-2と引き分けている。
レスター戦後、衝撃のスーパーミドル弾とともに注目されたのが、ブライトンに加入した際の移籍金だ。2021年の夏、J1川崎フロンターレにブライトンが支払ったのは300万ポンド(約4億円)。この額について、英メディア「Football JOE」が「クレイジーだ」と伝えれば、元イングランド女子代表で、現在は英公共放送「BBC」スポーツの解説者を務めるファラ・ウイリアムズ氏も「この金額で彼を獲得したのは驚きだ」と脱帽している。
さらに、スポーツ専門テレビ局「ESPN」英国版公式SNSでも「ブライトンはウィンガーのカオル・ミトマにたった300万ポンドしかし払っていない」と注目。すると、海外ファンからは「300万ポンドだけ?」「過小評価されている」「もっと価値がある」「どうして300万ポンドの価値しかないの?」と疑問の声が続出した。
今やプレミアリーグを席巻するほどのインパクトを残している三笘。ブライトン加入時は無名の存在だったものの、コストパフォーマンスに驚きの反応が示される事実は、裏を返すと、その実力が認められた証と言えそうだ。