レアルがクロースと2022年まで契約を延長 マンチェスター勢から狙われるも忠誠示す
不動の司令塔が2年間の契約延長にサイン
レアル・マドリードがドイツ代表MFトニ・クロースと、2022年6月まで契約延長したことを発表した。マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが来夏の移籍市場で獲得に乗り出していた”白い巨人”の心臓部は、レアルへの忠誠心を示した格好だ。
クロースは2014年にバイエルン・ミュンヘンから3000万ユーロ(当時のレートで約41億円)の移籍金で加入。公式戦108試合出場4得点という成績で、正確無比なパスワークでレアルの中盤を支えてきた。クロースは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップなどのタイトル獲得に貢献。
従来の契約では2020年6月で契約満了となるところだったが、クロースは2年間の延長でサインしたことになる。
英メディアではこれまで、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが来夏の移籍市場でのクロース獲得に乗り出していたと報じていた。特にユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、フランス代表MFポール・ポグバの相棒役として白羽の矢を立てていたが、”白い巨人”の心臓部は契約延長に応じ、レアルへの忠誠心を示している。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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