三笘薫、英国で広がる移籍金4億円の驚き 「この金額で…」元英代表が“コスパ”に脱帽

三笘薫の”コスパ”に反響【写真:ロイター】
三笘薫の”コスパ”に反響【写真:ロイター】

レスター戦の衝撃ゴールが反響、プレミアでの活躍ぶりに現地熱視線

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間1月21日、プレミアリーグ第21節レスター・シティ戦で圧巻ミドル弾による今季4ゴール目をマーク。その活躍ぶりが反響を呼んでいるなか、ブライトンが2021年に2.5万ポンド(約4億円)で獲得したことに対し英識者は「信じられない」と驚きの声を上げている。

 レスター戦で公式戦6試合連続のスタメン起用となった三笘は前半27分、ベルギー代表DFティモシー・カスターニュ相手にカットインを仕掛け、ペナルティーエリア手前左から右足を一閃。綺麗な弧を描いたシュートがゴール右上隅に吸い込まれて、ブライトンが先制した。その後、一時逆転されながらも、ブライトンは再度追い付き、敵地で2-2と引き分けている。

 これで三笘は、直近の公式戦5試合で3ゴール目と好調をキープ。レスター戦の衝撃ゴールもあり、その名は英国内で話題になり始めている。なかでも注目されているのは、ブライトンが獲得した際の移籍金額だ。2021年の夏に、J1川崎フロンターレから250万ポンド(約4億円)で獲得。ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ1年間レンタル移籍させたうえで、今季からチームの一員として迎えている。

 そうしたなかで日本人アタッカーの移籍金に対しては、英メディア「Football JOE」が公式ツイッター上で「ブライトンが2021年の夏にたった250万ポンド(約4億円)で獲得したと考えるとクレイジーだ」と注目。プレミア初挑戦ながらも、堂々たるパフォーマンスを見せる三笘のコストパフォーマンスに驚きの声を上げた。

 元イングランド女子代表で、現在は英公共放送「BBC」スポーツの解説者を務めるファラ・ウイリアムズ氏も、三笘の“コスパ”に驚きを抱いた1人だ。BBCのテレビ番組「Final Score」で「信じられない。ミトマはエキサイティングな選手だ。この金額で彼を獲得したのは驚きだ」とコメント。レスター戦の得点についても「素晴らしいゴールだった。中盤を抜けて、ファーサイドのゴール隅に流し込んだ。彼は信じられないような選手で、本当にエキサイティングだ」と賛辞が送られ、その活躍ぶりへの反響が広がっていた。

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