アーセナル、財務違反ユベントスのFW獲得浮上 海外注目「冨安、キヴィオル。次は?」
ユベントスのセルビア代表FWヴラホヴィッチ獲得の可能性を伊メディア報道
イングランド1部アーセナルがイタリア・セリエAクラブから次々と有望な選手の獲得を決めるなかで、「フットボール・イタリア」はさらにユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチ獲得の可能性を報じた。
現在プレミアリーグで首位を走るアーセナル。今冬の移籍市場ではまずイングランド1部ブライトンのベルギー代表MFレアンドロ・トロサールの獲得を決めたのに続き、イタリア1部スペツィア・カルチョのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの移籍で合意したと伝えられている。
これを受けて「フットボール・イタリア」は「アーセナルがセリエAに戻ってきた。最初は冨安、そしてキヴィオル。次はヴラホヴィッチか?」とレポート。イタリアからの補強の成功例として2021年にボローニャから引き抜いた日本代表DF冨安健洋を挙げ、アーセナルのさらなる動きに注目している。
同メディアは冨安について「アーセナルはボローニャに1860万ユーロ(約26億円)を支払い、、新進気鋭のタレントである冨安健洋を獲得した。この日本人サイドバックはセリエAで信頼性と戦術的なフレキシブルさを証明し、その後にノースロンドンでもファンのお気に入りへと成長した。DFの両サイドを助けられる安定したオプションとなっている」と紹介している。
冨安の移籍がヒットしたあともアーセナルは2022年冬の移籍市場で当時フィオレンティーナに在籍していたヴラホヴィッチの獲得に動いたが、この時はユベントスが争奪戦を制した。昨夏には当時ボローニャのスコットランド代表DFアーロン・ヒッキー(現ブレントフォード)にも狙いを定めるなど継続的にセリエAの選手に関心を向けている。
冨安の成功、そしてキヴィオルの獲得に続き、1年越しにヴラホヴィッチ獲得の噂が再浮上している。クラブの財務違反によって勝点15減の処分が決まったユベントスはヴラホヴィッチの移籍についてオープンな姿勢だとも言われている。アーセナルは立て続けにイタリアからの補強を実現させるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)