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「日本の底力はどこから来るのか」 韓国、KリーグはJリーグを参考にすべきと母国メディア指摘
欧州リーグでプレーする選手の数の違いにも言及
韓国代表と日本代表は、昨年行われたカタール・ワールドカップ(W杯)でともにベスト16という成績だった。しかし、W杯優勝国を2つ破った日本との“内容の差”はあり、韓国メディアは、KリーグはJリーグを模倣すべきだと指摘している。
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韓国はポルトガル代表、ウルグアイ代表、ガーナ代表と同居したグループHで1勝1分1敗の勝ち点4でウルグアイと並んだが、総得点の差で2位となり、決勝トーナメントに進出。ラウンド16でブラジル代表に敗れたものの、たしかな存在感を示した。
一方の日本は、ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と同居する“死の組”と呼ばれたグループEでドイツとスペインを破ってグループ首位通過。決勝トーナメント1回戦でクロアチア代表にPK戦の末に敗れて目標とするベスト8には手が届かなかったが、W杯優勝国を2つ撃破する戦いぶりは称賛された。
韓国メディア「nate」は「アジア勢がW杯2大会連続でベスト16に勝ち上がったのは日本が初めてだ。予想を完全に覆した」として、国際サッカー連盟(FIFA)が発表した大会の最終順位で日本が9位になったことに触れながら、日本のJリーグが規模としては世界5大リーグに相当すると見ている。
「日本サッカーの底力はどこから来るものなのか。1983年にプロサッカーを発足させた韓国を指標とした日本は、10年後の1993年にJリーグを発足させ、『韓国に追い付く』動きを形にし始めた。その後、30年間プロサッカーを定着させ、トップリーグでは18チームが参加するJリーグを運営。ドイツのブンデスリーガ、イングランドのプレミアリーグ、スペインのラ・リーガ、イタリアのセリエAと肩を並べるリーグに成長した」
「12クラブで争う韓国のKリーグは、いつ世界的に認められるのだろうか。もう1つ、日本の強みは選手たちの欧州進出だ。ブンデスリーガ、プレミアリーグ、ラ・リーガなど欧州リーグでプレーしている日本人選手はW杯登録メンバー26人中19人だったが、韓国はソン・フンミン(トッテナム)など7人しかいなかった。大韓サッカー協会は有望株をもっとヨーロッパの舞台へ送り込まなければいけない」
フィジカルに長けるとされる韓国のKリーグだが、今後どのような進化を見せていくのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)