バルセロナのナイトクラブで性的暴行の疑い

　メキシコ1部UNAMプーマスに所属するブラジル代表DFダニエウ・アウベスが、性的暴行の疑いで逮捕されることとなった。スペイン国内の複数メディアが報じている。

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　アウベスは2021年11月、2015-16シーズン以来となる古巣バルセロナへ復帰。2021-２２シーズンは公式戦17試合1ゴール4アシストで貢献した。その後22年7月にプーマスへ移籍。カタール・ワールドカップ（W杯）にもブラジル代表として2試合に出場していた。

　米スポーツ専門局「ESPN」では、スペイン現地での報道を取り上げアウベスの逮捕を伝えている。現地のテレビ局「Antena 3」内の番組「Y Ahora Sonsoles」の放送した内容によると、昨年12月30日にバルセロナのナイトクラブで女性に乱暴を働いたとされ、その容疑で法廷に立たされ、自分の言い分を述べることになるようだ。

「スペイン警察は、その告発の重大性に鑑み、彼を拘束し、裁判官の前に連れてきて供述させることを決定した」と報じたが、アウベス本人は事実を否定しているという。

「容疑について否定します。私はあの場所で、ほかの人たちと一緒に楽しんでいただけです。大変申し訳ございませんが、その女性が誰なのか、存じ上げません。私はこれまで一度も、誰かのプライバシーを侵害したことはありません」

　アウベスは母親の死後、妻に付き添うためクラブの特別な許可を得てスペインを訪れていた。記事では「アウベスは家族とともにスペインに滞在していますが、いつトレーニングに参加するかは未定」としている。