ボランチ今野が貴重な先制点 リスタートを自らのゴールで飾る

途中出場で貴重な先制点

 日本代表MF今野泰幸は18日、国際親善試合のオーストラリア戦で3年ぶりの代表通算2得点目となる先制点を挙げ、2-1の勝利に貢献した。
 今野は代表復帰戦で貴重な先制点を挙げた。後半16分、右CKからFW本田圭佑が放ったボールは、そのままファーサイドへと流れた。そこで待ち構えていたのは、フリーの背番号「15」だった。冷静に頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。
 今野は、2011年11月11日のタジキスタン戦以来となる得点に喜びを爆発させた。試合直後にも、正直な思いをこう口にした。
「あまりゴールするタイプではない。こういう舞台で決めることができて最高にうれしい」
 この日は、システム変更後に、ドイスボランチでの途中出場となった。アギーレ体制初選出の今野は、このわずかな準備期間でアギーレ流戦術を「詰め込んだ感じ。(手応えは)まだ、わからない」と口にしていた。また、31歳のベテランMFは「ボランチとして一からの勝負」とも話していたが、代表でのリスタートを自らのゴールで見事に飾って見せた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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