“生涯バルサ”を望むイニエスタ 18年以降の契約延長へ、クラブ側はピッチ外のポストも用意か

将来的に“ラ・マシア”のコーチ就任も…

 下部組織出身でバルサ独特のポゼッションサッカーを10代の頃から身体に叩きこんできただけに、将来的には「ラ・マシア」と呼ばれる若手選手育成のコーチを務める可能性も高いとしている。かつてイニエスタにとっての憧れで、現在は世界屈指の名将となったジョゼップ・グアルディオラ氏(現マンチェスター・シティ監督)も、バルセロナBを経てトップチームの監督に就任しただけに、実現すれば偉大な先輩の足跡を歩むことになる。

 イニエスタは下部組織を含めると、20年間にわたってクラブに所属したことになる。“バルサ一筋”を貫き、そのエッセンスを次世代の有望株に惜しげもなく継承することになれば、チームにとっても理想的なサイクルになることは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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