“生涯バルサ”を望むイニエスタ 18年以降の契約延長へ、クラブ側はピッチ外のポストも用意か

バルサ側が最大限の誠意を見せると、スペイン紙が報じる

 バルセロナが稀代のゲームメーカーに、“指導者手形”を用意しようとしている模様だ。スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが2018年以降の契約延長を希望しているなかで、バルサはコーチ、親善大使、そして監督も視野に入れるライフプランを準備していると、スペイン紙「スポルト」が報じている。

 2002年のトップチームデビュー以降、バルサの中盤を10年以上にわたって支えているイニエスタ。長年の相棒だった元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスがクラブを去って以降も、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチらと強力な中盤ユニットを形成。巧みなドリブルによるキープと正確無比なパスで、最強3トップ「MSNトリオ」の攻撃力を最大限に生かしている。

 そんなイニエスタは、クラブと2018年6月30日までの契約を結んでいる。そのなかで本人は、スペインのラジオ局「カデナ・コペ」の取材に対し、「契約延長に関してはクラブの人たちに聞くべきだよ。僕はここでキャリアを終えたいけどね」と答えている。それを受けてバルサ側も、最大限の誠意を見せようとしている。

 18年時点でイニエスタは34歳となるが、そのプレーはいまだに衰えることがないため、選手としての契約を更新するだろうと同紙は見ている。またそれと同時に、ピッチ内だけの役割にとどまらないものを付与する予定だという。

 

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