鹿島10番荒木、“完全復活の4年目”へノルマ設定 「10ゴール10アシストを目標にしながらやりたい」
昨季は腰椎椎間板ヘルニアによりリーグ戦出場13試合のみ
鹿島アントラーズの10番を背負うMF荒木遼太郎は1月19日、オンライン会見に登壇。4年目のシーズンに向けて、「10ゴール10アシスト」を改めて目標に掲げた。
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荒木は、2020年に東福岡高から鹿島へ加入。ルーキーイヤーからJ1リーグ26試合2ゴールの活躍を見せ、2021年シーズンは36試合10ゴールと活躍。元日本代表FW城彰二氏以来となる史上2人目の10代選手二桁得点を達成し、J1のベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
2022年シーズンから歴代エースが背負った「10番」を託されたが、4月23日のルヴァンカップ・グループステージ第5節大分トリニータ戦後に腰痛と臀部痛を発症し、腰椎椎間板ヘルニアと診断。5月26日に腰椎椎間板ヘルニアに対する椎間板溶解術を行い、9月入って復帰となり、昨季はリーグ戦13試合に出場して1ゴールに終わった。
復活を期すシーズンとなるだけに、荒木も「去年チームに貢献できなかった分、チームに貢献したい」と意気込む。
「あまり大きなことは言いたくないけど、去年達成できなかった『10ゴール10アシスト』を目標にしながらやりたい。もっとゴール前に入っていって、ゴール前でアイデアを出していければこの目標は達成できると思う」
2024年のパリ五輪を目指す世代だが、昨年1月に初めて招集されたA代表への意欲も荒木は隠さない、
「東京五輪もテレビで見ていたし、パリは自分たちの世代なので、そこは世界で戦える一つの大きなイベント。そこは絡んでいきたい。もちろんパリも出たいけど、A代表のほうに行ければそっちのほうがいいと思っている」
腰椎椎間板ヘルニアが癒えたあとも筋トレで筋肉量を増やしていると話した荒木は、「今の状態でキレを上げてベストの状態に持っていきたい」とビジョンを語っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)