ギアクマキスの去就問題一掃? 2ゴールの古橋亨梧に現地注目「セルティックでの地位を強調した」
セント・ミレン戦で2ゴールの大活躍
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、現地時間1月18日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第22節セント・ミレン戦に先発出場し、2得点を決めて4-0の勝利に貢献した。現地メディアは「セルティックでの地位を強調した」と称賛している。
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セルティックは前半15分にFWリエル・アバダのゴールで先制。さらに同35分にはMF旗手怜央のスルーパスに反応して抜け出した古橋が右足の浮き球シュートで相手GKの頭上を抜いて追加点を奪った。
後半に入り8分にはFWジョタの左からの折り返しに合わせた古橋がこの日2点目のゴールをゲット。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でのオフサイドチェックが入ったが、得点は認められた。試合終了間際には途中出場のMFデイビッド・ターンブルがダメ押し、4-0と快勝した。
古橋は今季リーグ戦の得点を「17」に伸ばし、得点ランキングでトップを走る。そんな日本人ストライカーについてスコットランド紙「Scotsman」は「ギオルゴス・ギアクマキスの抗議に対してタイムリーに応え、セルティックでの地位を強調した」と報じた。
昨季リーグ得点王に輝いたギアクマキスは去就問題が浮上しており、J1浦和レッズへの加入が噂されている。得点源となるストライカーの退団騒動に一部のセルティックサポーターは抗議しているようだが、古橋は不安を一掃するようなパフォーマンスだと絶賛されている。また同メディアは「ギアクマキスは素晴らしいFW」とした一方で、「彼には古橋のような得点の魔法を使うことはできない」と2人を比較している。
この冬にギアクマキスが去ることになっても、このチームには古橋がいる。圧巻の2ゴールで勝利を導いた古橋の活躍は、セルティックサポーターにそんな安心感をもたらすことになりそうだ。