三笘薫はアーセナル優勝の“切り札”? 市場価値&去就に英注目「何かが起こる余地がある」
三笘は直近のリバプール戦でゴールを演出するなどアピール
イングランド1部アーセナルは、今冬の移籍市場で新たなウインガー補強を目指しているとされ、ブライトンの日本代表MF三笘薫も候補の1人として英メディアで名前が挙げられている。直近6試合で3得点1アシストを記録しており、現地でも「なぜアーセナルのリーグ優勝に貢献できるのかを示した」と伝えている。
三笘はベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)への期限付き移籍を経て昨夏にブライトンに復帰。開幕直後は途中出場が主だったが、ロベルト・デ・ゼルビ監督就任後にスタメンに定着し、ここ6試合で3得点1アシストを記録するなど攻撃のキーマンとなりつつある。
現地時間1月14日に行われたプレミアリーグ第20節リバプール戦(3-0)では、果敢なドリブルで左サイドからチャンスを作り、MFソロモン・マーチのゴールを演出するなど勝利に貢献した。
英メディア「フットボール・ロンドン」は、「三笘はミケル・アルテタになぜアーセナルのリーグ優勝に貢献できるのかを示した」と見出しを打ち、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後も活躍を続ける日本人アタッカーにフォーカスしている。
「ブライトンは安値で買って高値で売る傾向にあるが、これ以上価値が上がる前にアーセナルが三笘を獲得するには、早い段階で仕掛けることだろう。代償は大きいかもしれないが、(チェルシーと契約したウクライナ代表FW)ミハイロ・ムドリクにいくら投資しても構わないと思っていたこと、そしてベン・ホワイトの移籍でブライトンとの良好な関係がさらに築けたことを考えると、何かが起こる余地はある」
ブライトンとの契約は2025年6月まで残っているなかで、三笘のステップアップ移籍がどの段階で実現するかにも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)