補強苦戦のアーセナル、新たな“サイドアタッカー”に着手か バルサFWラフィーニャ&トーレスに興味と英報道
ライバルであるチェルシーに、フェリックスとムドリクの争奪戦で敗れる
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルが補強ポイントとなっているサイドアタッカーを求めて、スペイン1部バルセロナに接触。ブラジル代表FWラフィーニャとスペイン代表FWフェラン・トーレス獲得の可能性を模索しているという。英メディア「90min」が報じた。
プレミアリーグで首位に立つアーセナルだが、冬の移籍市場で苦戦中だ。ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクと噂に上がっていた2人はいずれも同じロンドンのライバルクラブであるチェルシーに争奪戦で敗れ、獲得が叶わなかった。
移籍市場も残り半月となったなか、新たに浮上しているターゲットはスペインのバルセロナに所属するラフィーニャとフェラン・トーレスだという。ラフィーニャは昨夏に5800万ユーロ(約80億円)で加入するも、ここまでラ・リーガでの出場は7試合にとどまるなどレギュラー定着には至っていない。
一方、1年前の冬にマンチェスター・シティからバルセロナに渡ったトーレスもベンチが定位置となっており、リーグ戦での先発出場はここまでわずか6試合のみで、得点もわずか2ゴールとなっている。アーセナルは出番が限られるこの2人の獲得について、すでにバルセロナにコンタクトを取っているという。
また「90min」によれば、アーセナルはブライトンのベルギー代表FWレアンドロ・トロサールにも関心を持っているという。トロサールについては「同じくガナーズが興味を示している三笘薫よりも可能性が高いターゲットとして見ている」と記されている。英国メディアでも三笘のアーセナル移籍の可能性が報じられるようになったが、冨安に続く日本人選手の獲得はまだ現実的な話ではないと考えられている。
その他にもナポリのジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアなど複数のターゲットが取り沙汰されているアーセナル。今冬に新しいアタッカーを迎え入れることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)