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海外メディアがドルトムント香川の“退団危機”を指摘 今季の苦境は「単純にパフォーマンスの問題」
「好調時の香川はいまだに違いを作り出せる」
香川は8月末からの公式戦5試合で、合計45分しかプレーしていないと指摘。現時点では完全なベンチ要員となっている。ハリルジャパンでの低調なプレーに批判が集まるなか、ドルトムントでも窮地に立たされている香川だが、まだ終わったわけではないという。
「もちろん、すべてが失われたわけではない。好調時の香川は、いまだに違いを作り出せる存在だ。彼のクオリティーは、主に力強いテクニック、独創性に富んだパス、過小評価されてきたカウンタープレスの技術、それはトゥヘルの好む戦術に自然とフィットするものだ」
最高のフォームを取り戻せば、香川には主役の座に返り咲ける能力があるという。だが、ドルトムントは香川の復活を待つまでもなく、他にもタレントが存在する。
「成長を続けるアジア市場が生み出した本物のスーパースターである27歳は、移籍となるなら、かなりの数のクラブが求め、そこから選択することになる。つまり、今季の残りの日程は、ヴェストファーレン・シュタディオンでの定位置奪還を目指す香川がどこまでハードワークをしようとするのか、そのバロメーターと考えられる」
豊かな才能と実績を持つ27歳のアタッカーを求めるクラブは多いと記事では指摘されており、今季がドルトムントでのラストシーズンになる可能性が高いと見ているようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images