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海外メディアがドルトムント香川の“退団危機”を指摘 今季の苦境は「単純にパフォーマンスの問題」
ゲッツェ復帰が「香川のプレー時間を侵食」
記事では香川とトルコ代表MFのシャヒンに、退団の可能性が浮上しているとレポートしている。才能溢れる司令塔のシャヒンは長らく故障に苦しんできたが、今季パク、新加入MFミケル・メリーノとともに出場機会を全く手にしていない。ベンチ入りは10月のレバークーゼン戦(0-2)の1試合のみだ。ドイツ代表MFユリアン・バイグルらボランチのレギュラー争いで、遅れをとっている。
そして、昨季左のインサイドハーフで活躍した香川については、「香川の問題は長期間の故障に関連するものではない。単純にパフォーマンスの問題だ」と指摘されている。そしてポジション争いでは、今季好調のMFゴンサロ・カストロ、守備力に特長を持つセバスチャン・ローデの後塵を拝し、今季の新加入選手にもその座を追いやられている。
「マリオ・ゲッツェの復帰は彼のプレー時間を侵食し、ラファエル・ゲレーロのサイドバックから万能型MFへの予想外の転身が27歳の才能の先行きを曇らせている」と分析。今季バイエルンから復帰した天才ゲッツェに加え、ポルトガル代表の新鋭サイドバックの中盤へのコンバートによって、香川の立場は苦しいものになっているという。
中盤のポジション争いは熾烈を極め、「トゥヘルの4-1-4-1システムで、香川のポジションにはあまりにも数の多い代替選手が存在する。彼はバイグルの前のセントラルMFでしかプレーできない。すべての不安定なプレーは、ベンチかスタンド行きという速やかな罰となる」と指摘。人材豊富なドルトムントでは香川が少しでも不甲斐ないプレーを見せれば、ベンチのみならず、メンバー外の危機も迫っているという。