18歳ガビが1ゴール2アシストでタイトル獲得に貢献

　スペイン1部FCバルセロナは現地時間1月15日、サウジアラビアで開催されたスペイン・スーパーカップ決勝でレアル・マドリードと対戦し、3-1で勝利した。この試合でスペイン代表MFガビが1ゴール2アシストで勝利に貢献したなか、シャビ・エルナンデス監督が「彼は生まれながらのリーダー」と称賛した。米スポーツ専門局「ESPN」が伝えている。

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　試合は前半33分、バルセロナがショートカウンターを発動させると、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキのパスをペナルティーエリア（PA）内で受けたガビが、左足でゴールネットを揺らした。

　前半45分には、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングのスルーパスに反応し左サイドを抜け出したガビがゴール前にグラウンダーのクロスを供給。ゴール前に走りこんだレバンドフスキがこれをダイレクトで決めてバルセロナがリードを奪った。

　2点リードのバルセロナはさらに攻勢を強めた後半23分、PA付近でレバンドフスキからガビにボールをつなぎゴール前に迫ると、ガビのクロスにスペイン代表MFペドリが合わせ、3点目を奪った。

　その後、後半アディショナルタイムにフランス代表FWカリム・ベンゼマに1点を返されるも試合はそのまま終了。3-1でバルセロナがシャビ体制で初のタイトルを獲得した。

　そんななか、シャビ監督は1ゴール2アシストでマン・オブ・ザ・マッチ（MOM）に選出されたガビを「彼は生まれながらのリーダー」と称賛をした。

「彼は生まれながらのリーダーで、18歳という若さにもかかわらず、そのすべてが自然に身に付いている。彼は素晴らしい」

　シャビ監督に初タイトルをもたらしたガビ。18歳ながらカタール・ワールドカップ（W杯）にも出場したスペインの至宝が、かつてバルセロナでタクトをふるった指揮官の下、チームをさらに押し上げる存在となっている。