日本代表MF鎌田大地、フリーでの獲得に向け再びベンフィカが接触か 会談情報を現地紙報道
今シーズンの開幕前に移籍合意の報道も実現せず
ポルトガル1部ベンフィカは、2022-23シーズン限りでドイツ1部フランクフルトとの契約が満了を迎える日本代表MF鎌田大地の獲得に関心を持っているようだ。ポルトガルメディア「レコルド」が報じている。
今シーズンの開幕前、鎌田はベンフィカへの移籍に向けて合意に達していたと報じられた。しかし、最終的にはフランクフルトに残留し、クラブとの契約をまっとうすることとなった。フランクフルトは、来シーズン以降の契約延長をオファーしているものの、鎌田側は契約満了となる夏に、フリー移籍で新天地を求める意向があると伝えられている。
フランクフルトに残留した鎌田は、公式戦22試合で12得点4アシストを記録。日本代表としても、カタール・ワールドカップ(W杯)の全4試合に出場し、さらに評価を高めている。
残りの契約期間が半年を切り、ドイツ国外のクラブとの交渉が自由にできるようになった鎌田の獲得に向けて、ベンフィカは再び動き出したようだ。「レコルド」はSNS上に出回っていた写真から、鎌田の代理人であるロベルト佃氏が、リスボンのホテルでベンフィカのルイ・ペドロ・ブラズSDと話し合いの場を持ったことを報じている。
プレミアリーグのクラブからの関心も報じられている鎌田。ブンデスリーガ再開初戦となるシャルケ戦に向けた最後の親善試合となる現地時間1月13日のポーランド1部レフ・ポズナニ戦でも決勝ゴール。1-0の勝利を呼び込んだなか、その去就はどのようになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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