前半29分、チャンスでシュートを外してポストを抱えて悔しがる

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間1月14日のプレミアリーグ第20節リバプール戦に先発出場。果敢なドリブルで左サイドからチャンスを作り、MFソロモン・マーチのゴールを演出するなど3-0での勝利に貢献した。前半29分、ドリブルからシュートに持ち込むも、外してしまった際のリアクションが注目を集めている。

　三笘はマッチアップしたリバプールのイングランド代表DFアーノルドに対して果敢にドリブルを仕掛けてチャンスメイクする。前半18分にはワンタッチで抜こうとしたところを相手DFジョエル・マティプがすかさずファウルで止め、イエローカードを誘発。同32分には、最終ラインからの縦パスを受けて、うしろから寄せてきたアーノルドの逆を突いて華麗にワンタッチのターンで縦へ突破。ペナルティーエリアまで運びマティプ相手に縦へ仕掛けるも、ここは最後のところで相手の足が伸びてブロックされた。

　ブライトンは後半2分、高い位置でボールを奪ってカウンターが発動すると、左サイドの三笘がドリブルでペナルティーエリア内に侵入し、ファーサイドへ送る。相手DFに接触したボールをマーチが押し込んで先制に成功した。その後、試合の主導権を握ったブライトンは2点を追加して3-0の完勝を飾った。

　そのなかで、もう1つ注目を集めたシーンが前半29分だ。同僚DFレヴィ・コルウィルのスルーパスに抜け出し、ペナルティーエリア内まで持ち込んだが、相手DFアーノルドが上手く寄せていたこともあり、アウトサイドで狙ったシュートはゴール右に外してしまった。「ABEMA」がこのシーンを取り上げると、ゴールポストを抱えながら悔しがる三笘の様子に、「乙女三笘」「ポストと抱き合う乙女三笘」など試合中の意外な姿にファンからも声が上がっていた。