アーセナルが三笘薫に関心? トロサールの“予備案”と英指摘「現時点では非現実的だが…」
2025年まで契約が残り、多額の移籍気が必要になることがネックか
イングランド1部アーセナルは、今冬の移籍市場でウインガーの強化を目指している。ウクライナ1部シャフタル・ドネツクのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの獲得を目指していたと報じられてきたが、同じロンドンのライバルクラブであるチェルシーへの移籍が正式決定した。
英メディア「90min」によると、ムドリク獲得に失敗したアーセナルの補強リストには、スペイン1部FCバルセロナのブラジル代表FWラフィーニャとスペイン代表FWフェラン・トーレス、イタリア1部ナポリのジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリアに加え、イングランド1部ブライトンのベルギー代表FWレアンドロ・トロサール、さらに日本代表MF三笘薫の名前もあるという。
記事では、「アーセナルは、三笘の獲得を現時点では非現実的であり、このウイングのチームメイトであるレアンドロ・トロサールがより獲得の可能性が高いと考えている」と報じ、その理由として、川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍したのが、わずか18か月前であり、2025年まで契約が残る三笘の獲得には、多額の移籍金が必要になることが挙げられている。
そして、「三笘はここまでのところプレミアリーグのサッカーに簡単に順応して、すでに3得点を挙げて1アシストも記録した。ブライトンの前監督であるグラハム・ポッター氏は、彼を『エキサイティングなタレント』と期限付き移籍に出ていた際に評価しており、現チェルシーの監督の評価が正しかったことが証明されている」と、プレミアで活躍を続ける三笘についての評価を伝えている。
カタール・ワールドカップ(W杯)でも三笘は、日本代表のベスト16強に重要な働きを見せ、再開したプレミアリーグでも評価を高めている。アーセナルへの加入が実現すれば、日本代表DF冨安健洋ともチームメイトになることになるが、この先、2人がクラブチームでも共闘することがあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)