冨安に新たなライバル候補? アーセナル、移籍金16~24億円でバジャドリード18歳DFを獲得か
フレスネダにはニューカッスルなどヨーロッパの複数クラブが関心
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルが、新たな右サイドバック(SB)獲得の可能性が浮上しているという。英紙「テレグラフ」が報じた。
レポートによれば、アーセナルが「強い関心」を示しているのはスペイン1部バジャドリードに所属する18歳のU-19スペイン代表DFイバン・フレスネダ。過去には名門レアル・マドリードの下部組織に在籍した時期もあり、2020年にバジャドリードに加入して昨年9月にラ・リーガデビューを飾った。今季公式戦10試合に出場している期待の逸材だ。
このフレスネダにはすでにニューカッスルなどヨーロッパの複数クラブが関心を示しており、争奪戦が予想されるという。移籍金は1000万ポンド(約16億円)から1500万ポンド(約24億円)と見込まれている。
バジャドリード側は今冬の移籍市場でフレスネダがクラブを去る可能性を認めているというが、アーセナルとしては今季終了後の夏の移籍市場まで待つことを望んでいるようだ。フルハムなどからの関心が伝えられるポルトガル代表DFセドリック・ソアレスの去就問題と関連した動きになるのでは、と予想されている。
バジャドリードのパチェタ監督は、フレスネダについてすでに30歳の選手のような成熟したプレーをすると高く評価。「選手にとってはプレーし続けられることが望ましいが、彼ならどこへ行ってもそれができるだろう」とビッグクラブへのステップアップに太鼓判を押している。
アーセナルは今冬の移籍市場でアタッカーの獲得に動いているが、噂に挙がっていたポルトガル代表FWジョアン・フェリックスはライバルのチェルシーに加入。さらにウクライナ1部シャフタール・ドネツクのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクにも接近したが、この争奪戦でもチェルシーに敗れたと伝えられるなど補強は思うように進んでいない。冨安のライバルとなり得る右SB獲得にはこぎつけることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)