ソシエダ久保が「MOMにふさわしいパフォーマンス」 股抜きから左足一閃&追加点つながるPK奪取で現地絶賛

“バスクダービー”で1ゴール&3点目につながるPKを獲得し貢献
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間1月4日、ラ・リーガ第17節アスレティック・ビルバオ戦に挑み3-1の勝利を飾った。このスペイン北部バスク地方の2大クラブによるダービーマッチで日本代表MF久保建英は先発出場。1ゴールと3点目につながるペナルティーキック(PK)獲得と大活躍し、現地メディアも絶賛している。
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ホームのソシエダは前半からボールを支配すると、相手のクリアボールの跳ね返りを前線で拾ったFWアレクサンデル・セルロートが前半25分に先制点を挙げる。久保が見せ場を作ったのは同37分だった。
相手GKのパスを元スペイン代表MFダビド・シルバが激しい守備でカット。そのまま前線やや左に走り込んだ久保に付けると、ワンタッチでDFダニエル・ビビアンの股を抜きペナルティーエリアに侵入。そのまま左足を振り抜きゴールネットを揺らした。
久保はこれが今シーズン公式戦3ゴール目。ダービーでの得点に喜びを爆発させ、ユニフォームを脱いでサポーターの元へ。のちにイエローカードを貰っている。
さらに1点を返されたソシエダだったが、後半15分に久保が再びチャンスを作り出す。前線に抜け出しGKとの1対1になった際、DFイェライ・アルバレスが後ろから接触し転倒。主審はソシエダにPKを指示し、アルバレスにレッドカードを提示。このPKをFWミケル・オヤルサバルがきっちり決めて3-1とし、ソシエダが“バスクダービー”を制した。
1ゴール、PK獲得の大きな功績を残しこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された久保。スペインメディア「El Desmarqu」は「魔法のような夜。ディフェンスを狂わせ、イェライ・アルバレスの退場をも招いた素晴らしい試合を完成させた」と評価し、「MOMにふさわしいパフォーマンスだった」と手放しで称賛を送っている。
同メディアでは、「この試合に勝たなければ、これまでのすべてが無駄になる」という試合前の久保のコメントも取り上げ「ダービーがどういうものかを知っている久保建英の素晴らしい試合だった」と重要な“ダービーマッチ”でメイン級の活躍をした久保に脚光を当てていた。