「ミトマはトップスターになる」 リバプール翻弄の躍動プレーに海外記者が賛辞「格別だった」
リバプール戦でスタメン出場、先制点に絡むなどインパクトを放つ活躍を披露
イングランド1部ブライトンは現地時間1月14日、プレミアリーグ第20節でリバプールとホームで対戦し、3-0で勝利した。日本代表MF三笘薫はスタメン出場し、先制点に絡むなどインパクトを放ったなか、出色のパフォーマンスに海外からは賛辞が相次いでいる。
定位置の左サイドハーフで先発した三笘は、試合序盤から好プレーを連発。前半13分、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとのマッチアップシーンでは、一気にスピードアップして、左サイドの深い位置でファウルを誘発するドリブル突破を見せた。
直後にはDFジョエル・マティプにイエローカードを提示させる鋭い突破を見せれば同29分、味方の縦パスに反応して左サイドを抜け出すと、アーノルドをかわして右足でシュート。ボールはゴール右へ逸れたものの、相手に脅威を与えるその突破力の威力は抜群だった。
ショートカウンターからMFソリー・マーチの先制ゴールに絡んだ後半1分のプレーを含め、緩急自在のドリブルを武器にリバプール守備陣を翻弄し続けた三笘。そのパフォーマンスは現地でも熱視線が注がれ、英紙「デイリー・エクスプレス」のライアン・テイラー記者は自身のツイッター上で三笘の存在に触れている。
投稿では、リバプールの戦いぶりについて「惨めなホラーショーに言い訳はできない」とし、非ポゼッション時に3-2-3-2システムを形成した新たな試みが「自殺行為」だったと指摘。これに対して、ブライトンでは2得点のマーチとともに、三笘を「格別だった」と評している。
リバプール戦のプレーには別の投稿で「レアンドロ・トロサールの不在を、彼のクオリティーが和らげている。真の才能がある」と評せば、フットボールライターのラーマン・オスマン記者は「ミトマのプレーをライブで初めて見たが、きっとトップスターになる」とツイッターに投稿するなど、強豪リバプールを翻弄したパフォーマンスが海外で反響を呼んでいた。