チェルシー、ブンデス得点ランク2位のフランス代表FWに興味か 「異なるタイプの選手」と英報道
ボルシアMGに所属するフランス代表FWテュラムの獲得に迫る
イングランド1部チェルシーは、今冬の移籍市場で積極的な補強を行っている。英メディア「Caught Offside」は、チェルシーがドイツ1部ボルシアMGに所属するフランス代表FWマルクス・テュラムの獲得に迫っていると報じている。
カタール・ワールドカップ(W杯)の準優勝メンバーであるテュラムは、ドイツでのプレー続行を望んでいるという。しかし、テュラムとクラブの契約は今シーズン限りになっているため、格安の移籍金で手放す可能性があるようだ。記事では「1000万ユーロ(約13億9000万円)の移籍金を出せば、チェルシーはボルシアMGの許可を得られるはずだ」と報じている。
チェルシーは1100万ユーロ(約15億4000万円)のレンタル移籍金で、スペイン1部アトレティコ・マドリードからポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得した。記事では「テュラムは異なるタイプの選手だから、格安の金額で獲得できる彼は、良いターゲットになる。確実にピエール=エメリク・オーバメヤンやカイ・ハヴァーツの即座のアップグレードになる」と、すでにアタッカーを加えたチームに獲得するメリットがあると報じた。
クリスティアン・フォーク記者は、「ボルシアMGがチェルシーからマルクス・テュラムに対するオファーを待っていると聞いている。ジョアン・フェリックスと同じタイプではないから、彼らには必要となる。ボルシアMGは、夏に無料で放出するよりも、1000万ユーロの移籍金で売却して、新たなストライカーを獲得する金額を得る考えを持っている。まだオファーは届いていないが、彼らはフリーになった選手を獲得しているバルセロナを恐れている」と、報じている。
今シーズンのブンデスリーガで10得点を挙げて、得点ランク2位タイにつけているテュラム。ブンデスリーガ得点王という個人賞も目標に掲げているとされているが、イングランドに移籍することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)