バルサ、デパイのアトレティコ放出は“抵抗なし”も… 代替としてベルギー代表MFを要望、思惑違いで交渉難航か
アトレティコはレマルを代替要員に指定もバルサ側はカラスコをリクエスト
スペイン1部アトレティコ・マドリードとバルセロナは、オランダ代表FWメンフィス・デパイを巡っての交渉が本格化しているという。スペイン紙「スポルト」が報じている。
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アトレティコはこの移籍市場の間にポルトガル代表FWジョアン・フェリックスをイングランドのチェルシーに放出している。アタッカーの補強を求める中で、バルセロナからデパイ獲得を狙っているとされた。バルセロナは今季、カタール・ワールドカップ(W杯)の前に負傷がちで公式戦の出場が10試合に満たないデパイを放出することに抵抗はないが、代替選手を求める交渉をしているという。
アトレティコはフランス代表MFトマ・レマルを代替要員に指定しているが、バルセロナはベルギー代表MFヤニック・カラスコの獲得をリクエスト。ここで両者の交渉が本格化しているという。
バルセロナの強化部は、今回の交渉がアトレティコの思う通りに進んでいるという印象を対外的に与えていることにうんざりしていて、カラスコの放出をアトレティコが飲んだ場合のみデパイの放出が実行される方針だとされた。また、シャビ監督も今季終了までカラスコがチームに加入することを喜んで迎え入れるとされている。
両者との諸条件をまとめることも考えれば、今月末までの移籍市場期間で交渉を合意させるには余裕のあるスケジュールとも言い難い。スペインのトップクラブ同士の交渉はここから一気にまとまることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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