サウサンプトンは「前田大然も見ている」 FW補強“プランB”として動向に英注目「契約を結ぶ価値がある」
ロリアンFWモフィ獲得には移籍金の要求額を現状満たせず
イングランド1部サウサンプトンは、現在プレミアリーグで最下位(3勝3分12敗)に沈んでいる。今冬の移籍市場で新たな選手を獲得して、浮上のきっかけを探そうとしている。フランス1部ロリアンで今季16試合10得点を挙げているナイジェリア代表FWテレム・モフィへの関心が報じられているが、スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然もリストアップされているようだ。英メディア「GIVE ME SPORT」が報じている。
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サウサンプトンは、モフィの獲得に向けてオファーを送った。しかし、1000万ユーロ(約14億円)はロリアンの要求額を満たすことができていない。今季サウサンプトンよりゴール数が少ないチームは、プレミアリーグで3チームしかなく、最下位に低迷している大きな要因の1つとなっている。
モフィの獲得に失敗した場合のオプションとして、名前が挙げられているのが前田だという。昨冬、セルティックに加入した前田は、これまで公式戦49試合で14得点を記録。セルティックは前田と4年契約を結び、週給1万8000ポンド(約280万円)の契約を結んでいる。
英紙「デイリー・エクスプレス」などに寄稿するジャーナリストのライアン・テイラー氏は、「サウサンプトンは前田も見ている。モフィを獲得できなかった場合、おそらく関心を引くであろう1人の選手だ」と、コメントしている。
そして、前田について「最前線の3つのポジションのどこでもプレーすることができる。前田は時折、陳腐に見えたサウサンプトンの攻撃陣に、多彩さをもたらすだろう。セルティックで14得点を挙げただけでなく、10アシストを記録している。つまり2試合に1得点のペースでゴールに絡んでいるということだ。ネイサン・ジョーンズ監督がサウサンプトンを降格の危機から救う使命を成し遂げるために、前田は苦しい戦いの続くチームにとって、契約を結ぶ価値のある選手であると証明してきた」と、伝えている。
カタール・ワールドカップ(W杯)での活躍もあり、評価を高めている前田だが、かつてDF吉田麻也、FW李忠成、MF南野拓実も所属したサウサンプトンに移籍することはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)