メッシ不在のアルゼンチンがパラグアイに敗北 エース欠くW杯予選連戦は1分1敗と不調
10月連戦で負傷中のメッシは未招集 パラグアイ戦は最後までゴールネットを揺らせず
スーパーエース抜きのアルゼンチンが一敗地にまみれた。現地時間11日にロシア・ワールドカップ南米予選アルゼンチン対パラグアイ戦が行われ、FWリオネル・メッシを欠いたアルゼンチンはホームで0-1と敗れた。
メッシは9月に行われた同予選ウルグアイ戦で、代表引退撤回直後にもかかわらず決勝弾を叩き込む活躍を見せた。しかし、その試合中に負傷して代表から離脱すると、アルゼンチンは続くベネズエラ戦で2-2の引き分け。メッシはその後、バルセロナで股関節を再び痛めて戦線離脱しており、今月の代表戦では招集されなかった。するとアルゼンチンは7日のペルー戦を2-2で引き分け、勝ち点1を得るにとどまった。
そして迎えたパラグアイ戦、アルゼンチンは前半18分に相手FWデルリス・ゴンザレスに先制弾を許す。その後は先発したFWセルヒオ・アグエロ、FWゴンサロ・イグアイン、後半途中からFWパウロ・ディバラをピッチに送り込んで猛攻を仕掛けたものの、約4分のアディショナルタイムを含めてゴールネットを揺らせぬまま終わった。
エース抜きで戦った2試合で得た勝ち点はわずか1。南米予選10試合を終えて、4勝4分2敗の5位とプレーオフ圏に沈むアルゼンチンにとっては、メッシ依存を象徴する連戦となった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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