不遇オーバメヤン、今冬バルサ復帰は不可能か 英メディアが「登録できない」と指摘した訳は?

チェルシーでプレーするオーバメヤン【写真:ロイター】
チェルシーでプレーするオーバメヤン【写真:ロイター】

チェルシーで出場機会減、古巣バルサ復帰の可能性浮上も…

 イングランド1部チェルシーは、1月11日にスペイン1部アトレティコ・マドリードから、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを2022-23シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。スペインでは、元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがスペイン1部FCバルセロナに復帰するのではないかという報道も。一方で英紙「メトロ」はラ・リーガのルールによって不可能であると報じている。

 リーグ戦10位に低迷するチェルシーは、冬の移籍市場で積極的な動きを見せている。フェリックス以外にも、すでにコートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナ、フランス代表DFブノワ・バジアシーレを獲得。また、ブラジル2部ヴァスコ・ダ・ガマからMFアンドレイ・サントスも獲得している。

 その一方で、2022年夏の移籍市場でバルセロナから獲得したオーバメヤンは、クラブを離れる可能性があるようだ。チェルシーではドイツ1部ボルシア・ドルトムント時代に師弟関係にあったトーマス・トゥヘル前監督の下でプレーするはずだったが、加入直後に解任。あとを引き継いだグレアム・ポッター監督の下では、十分な出場機会を得られていない。

 そうしたなかで、スペインではバルセロナがオーバメヤンと再契約を結ぶのではないかという報道も。しかし「メトロ」紙は「バルセロナは、ラ・リーガの規定にある1シーズンのうちに同じ選手が同じクラブに2度登録することはできないルールに基づき、シーズン終了まで待たなければならない」と、2022-23シーズン中にオーバメヤンがバルサに戻ることは不可能だと伝えている。

 これまで十分な出場機会を得られなかったことに加え、新たなFWが2人も加入したことで、さらに厳しい状況に陥ったと見られるオーバメヤンだが、1月の移籍市場の間に再び移籍をすることとなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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