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スコットランド1部、日本人獲得ラッシュも? U-21代表FW獲得は「最初の移籍になる」
U-21代表FW小田獲得発表のハーツ指揮官、日本市場への関心に言及
スコットランド1部ハーツは、1月11日にJ1ヴィッセル神戸からU-21日本代表FW小田裕太郎を補強することを発表した。同じリーグのライバル、セルティックにはすでに6人の日本人選手が在籍しているが、その流れが他クラブにも続く可能性があるようだ。
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ハーツは小田と3年半契約を結んだ。ハーツにとっては、2019年にJ1ガンバ大阪からイングランド1部マンチェスター・シティへ完全移籍したFW食野亮太郎をレンタル移籍で獲得して以来、2人目の日本人選手の獲得となった。
これまでハーツは、オーストラリアから多くの選手を獲得してきた。ロビー・ニールソン監督は、小田の獲得が成功に終わった場合、この先も日本の市場から選手を獲得する可能性に言及したことをスコットランド紙「デイリー・レコード」が報じている。
「人々は今、これまで以上に注意を払っているだろう。オーストラリアの市場と似ている。我々はそこから複数の選手を連れてきた。まず手ごろな価格であること。それが私たちには重要だ。さらにヨーロッパで成功を収めようと、飢えていることだ」
そして、「小田の獲得は、1つか2つのうちの最初の移籍になる。我々が見ている市場だ。私たちはオーストラリアの市場を見て、そこから獲得した選手はとても良くやってくれた。小田が加入して、良い働きをした場合、私たちは継続的にその市場を見るだろう」と、語った。
セルティックでは、古橋が加入直後から活躍を見せたが、小田には異国へ適応する時間を与える考えのようだ。「時間はかかるだろう。だからこそ、私たちは彼に対して我慢強くなければいけない。最初にそのことを頭に入れておいて、ピッチに出る準備ができてから送り出さないといけない」と、加入直後の試合出場には否定的な考えを見せた。
「現在、彼には通訳を付けている。彼は昨日来て、生活をするフラットも見学した。その地域に住んでいるほとんどの選手に加わることになる。徐々に適応していけるだろう。私たちは、新しい文化、新しい世界に彼が溶け込んでいく手助けをしていく。少し時間が掛かるだろうが、彼はサッカー選手であり、ピッチで何をやるかが最も重要だ。そのために私たちは彼を助ける」
大きな期待を寄せられている21歳のストライカーは、スコットランドを舞台にどのような活躍を見せていくだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)