三笘薫、アーセナル移籍の実現はあるか? 海外記者が「彼を見るべきだ」と太鼓判も…英紙は“経験不足”を指摘
ムドリクの“代替案”として浮上、専門家の意見から考察
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、カタール・ワールドカップ(W杯)後のリーグ3試合で2ゴールと好調だ。同じプレミアリーグのアーセナルが狙うウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの“代替案”としても三笘の名前が挙がっているなか、英メディアがこの案を専門家の意見から考察している。
三笘は2021年にブライトンに移籍。約1年間ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで欧州の経験を積み、今シーズンよりプレミアに本格的に挑戦。最初こそ出番が限られた三笘だったが、監督の交代を機に徐々にプレー時間を増やし、ここまで公式戦16試合出場4ゴール2アシストをマークしている。
三笘は今後のステップアップも噂されており、英メディア「GIVE ME SPORT」がアーセナル移籍の可能性を探っている。アーセナルは現在、ウクライナ1部シャフタール・ドネツクのムドリクの獲得に熱心だとされているが、2度目の打診を行い断られたとも伝えられている。
代案として挙がっているのが三笘で、英紙「デイリー・エクスプレス」などに寄稿するジャーナリストのライアン・テイラー氏が「アーセナルはムドリクの代わりの選手として彼を見るべきだ」と太鼓判を押していることを報じた。
テイラー氏は「彼は素晴らしいオプションになる。素晴らしい選手だ」と三笘を絶賛。そのうえで「しかしまた、これらのクラブは大規模なお金を支払わなければならないだろう」と考察している。
さらに記事では、ムドリクと三笘の“違い”についても言及。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で6試合3ゴールを挙げているムドリクに対し、三笘はCLのような「トップレベルの経験がない」と指摘し「そのため、今月彼と契約しようとするエリートクラブは足踏みしてしまうかもしれない」と推測している。
同紙はアーセナルの第1候補は変わらずムドリクだと予想しているが、果たして三笘の“サプライズ移籍”はあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)