J1浦和が乗り出すギリシャ人FW獲得への算段 セルティックへ2倍の年俸オファーと英紙報道
ギアクマキスを狙う浦和は約6億4000万円を準備か
スコットランドの名門セルティックに所属のギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス獲得に乗り出す浦和レッズが、現状の年俸の2倍の金額でオファーを出していると英紙「デイリー・レコード」が報じている。
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セルティックは横浜F・マリノスの元監督アンジェ・ポステコグルー氏が率い、日本人選手が6人も所属することから日本のサッカー界でも話題になることが多い。同紙はセルティックの情報も多いが、浦和への移籍が噂されるストライカーには、ドイツ、ロシア、イタリアなど5クラブが獲得に乗り出しているとしている。
その中にはイタリア・セリエAのサンプドリアも含まれるが、現在20チーム中で19位のチームはセリエBへの降格危機に瀕する。そのため、残留に成功した場合の買い取りオプションが付帯する期限付き移籍を希望しているが、セルティックはギアクマキスの放出による移籍金は韓国代表FWチョ・ギュソンを同国の全北現代から獲得するための資金に転用するため、完全移籍での売却を希望しているという。
ポステコグルー監督が日本代表FW古橋亨梧をファーストチョイスにしている状況が変わらず、ギアクマキスは契約延長オファーも断って1月の移籍を希望しているという。浦和は争奪戦を制するために400万ポンド(約6億4000万円)の予算を投じる見込みで、ギアクマキスには手取りでセルティック時代の2倍の給料が条件として提示されているとした。
浦和は名古屋グランパスにデンマーク人FWキャスパー・ユンカーを期限付き移籍で放出。北海道コンサドーレ札幌からベテランFW興梠慎三が復帰し、ロアッソ熊本からはFW髙橋利樹を獲得。昨夏に獲得したオランダ人FWブライアン・リンセンも今季からフル稼働できる見込みだが、マチェイ・スコルジャ新監督が採用するシステムがどうなるか含めて前線の陣容は不透明だ。
浦和は今後、沖縄県でのトレーニングキャンプを経て新シーズンへの準備を進めていくが、ギリシャ人ストライカーが合流することになるのだろうか。