大晦日のウォルバーハンプトン戦から帰宅後に自動車事故

　イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間1月6日、FAカップ3回戦でエバートンと対戦し3-1で勝利した。この試合で先制点を挙げたユナイテッドのブラジル代表FWアントニーは、昨年の大晦日に交通事故を起こし10万ポンド（約1600万円）もの愛車を破壊していたという。英紙「ザ・サン」が報じている。

　昨夏、8075万ポンド（約130億円）もの移籍金でオランダ1部アヤックスからユナイテッドに移籍したアントニー。プレミアリーグではここまで8試合に出場し3ゴールを挙げているほか、先のカタール・ワールドカップ（W杯）にブラジル代表メンバーへ選出されている。

　そんなアントニーに昨年末、思わぬアクシデントが。「ザ・サン」紙によると、アントニーが現地時間12月31日、プレミアリーグ第18節のウォルバーハンプトン戦後に愛車で帰宅していたところ自宅付近の高速道路で事故を起こしたそうで、その際に約1600万円もの愛車「BMW X6」を破壊してしまったそうだ。

　同紙が関係筋の話として伝えたところでは、事故を起こした日は雨天で、アントニーはハンドル操作を誤ったとのこと。幸いにも事故に巻き込まれた人などはいなかったそうだが、アントニーは今回の事故についてFAカップ3回戦後の会見で「ショックだ」と胸中を吐露していた。一方で、「いつもそばにいてくれる神に、そしてチームメイトや監督に本当に感謝している」とも述べ、クラブからのサポートがあったことを明かしている。

　ところがその直後、カメラが車を運転するアントニーの姿をキャッチ。「ザ・サン」紙によると、新しい愛車は「ランボルギーニ・アヴェンタドール」で、価格は30万ポンド（約4800万円）だという。アスリートということもあってか、事故から数日しか経っていなかったにもかかわらず“切り替えの早さ”を見せていた。