マンC、強豪チェルシー翻弄の「完璧な崩し」に感嘆の声 「プレイステーションのようだ」
FAカップ3回戦でマンCは4-0でチェルシーに勝利
イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間1月8日のFAカップ3回戦でチェルシーと対戦し、4-0で勝利した。3日前のプレミアリーグでも対戦した相手を自慢のパスワークで粉砕した。
シティは前半23分にアルジェリアMFリヤド・マフレズの直接フリーキック(FK)で先制。さらに、その7分後にはカタール・ワールドカップ(W杯)でアルゼンチン代表の優勝に貢献したFWフリアン・アルバレスのペナルティーキック(PK)で追加点を奪った。
そして、前半38分には華麗な崩しでチェルシーを翻弄。自陣でのゆっくりとしたパス回しから右サイドのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが大きなサイドチェンジで左へ展開。再び細かくパスをつないで前進すると、今度はスペイン代表MFロドリがロングパスを右サイドのマフレズへ届けた。マフレズはエリア内に走り込んだウォーカーにスルーパスを通し、その折り返しをイングランド代表MFフィル・フォーデンが体を開きながら左足で巧みにゴールへ流し込んだ。
左右に揺さぶりをかけ、チェルシーDFを崩した鮮やかなゴールをFAカップ公式ツイッターは「マン・シティ・マシンが作動した。フィル・フォーデンがファンタスティックなムーブでフィニッシュを決めた」と伝えた。ファンからも「プレイステーションのようだ」「完璧な崩し」「グアルディオラの最高のフットボール」と絶賛の声が上がっている。
後半にもマフレズのPKで追加点を奪ったシティは1月5日のプレミアリーグ19節に続くチェルシー相手の勝利で、FAカップ次ラウンドへの進出を決めた。
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