シルバのパスに抜け出しクロスでゴールを演出

　スペイン1部レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は、現地時間1月8日ラ・リーガ第16節でアルメリア戦に先発出場。先制弾を演出するなど随時良いコンビネーションを見せた元スペイン代表MFダビド・シルバが試合後のSNS投稿で、久保と2人で得点を喜ぶ様子もアップされており反響が広がっている。

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　2トップの1角でスタメンとなった久保は前半13分にビックチャンスを迎える。相手GKのキックミスを左サイドで拾った久保は、スピードを上げてドリブル開始。左足で持ち出し放った鋭いシュートはファーポストを掠めゴール右に外れた。

　0-0で迎えた後半2分、シルバの縦パスに久保が反応し相手陣地の深い位置でボールを受けるとマイナスへパス。ペナルティーエリア内に入ってきたシルバにボールがこぼれ、鋭いシュートがネットを揺らすも、久保の抜け出しがオフサイド判定となり一旦取り消しになる。

　ただその後、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）の介入がありオンサイドの判定に変わったため、ゴールが認められて先制点となった。

　久保とシルバのコンビネーションで1点を先制したソシエダは、その後も試合を優位に進め、後半7分にFWアレクサンドル・セルロートが得意の左足で今季リーグ戦6ゴール目を決め追加点をもたらした。

　リードを守ったまま2-0の勝利を飾ったソシエダ。試合の中で随時良いコンビネーションを見せた久保とシルバは、チームの中心としてゲームを支えた。先制点は、当日誕生日だったシルバにとっては嬉しい“バースデー弾”。データ会社「オプタ」によれば、37歳で決めたこのゴールは「リーガの試合で誕生日にゴールを決めた記録上最年長の選手」となる一撃だったという。

　メモリアルなゴールを決めたシルバは試合後、自身の公式ツイッターを更新。先制点の後の喜びの様子をアップすると、久保と肩を組み笑顔の写真にファンから「かわいい」「めっちゃいいな」「シルバ×タケ最高」「日本人にとって永久保存だろ」「久保と肩組むシルバいいね！」「ハッピーな写真」と反響が広がっていた。

　これまでもいい連係を見せてきた久保とシルバ。3位をキープし躍進するソシエダでの今後の2人のコンビネーションにも期待だ。