原口が豪州戦5分に最終予選3試合連続ゴール! 大一番で日本が幸先良く先制
前半5分、本田のパスに反応して冷静にゴール 代表18試合目の出場で5点目に
日本代表FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)が11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4戦オーストラリア戦の前半5分に先制ゴール。最終予選3戦連続となる一撃は、まさに電光石火一撃だった。
バヒド・ハリルホジッチ監督はFW本田圭佑(ACミラン)をワントップ、トップ下にMF香川真司(ドルトムント)を配置する新たな布陣で試合に臨んだ。
すると采配がズバリ的中で、試合開始わずか5分に歓喜の瞬間が訪れた。中盤で原口がパスカットしてMF長谷部誠(フランクフルト)につないで前線に駆け上がった。長谷部が1トップの本田にパスをつなぐと原口は全速力で追い越して抜け出し、そこに本田からのワンタッチのパスが通った。GKと1対1になった原口は、冷静に左足で流し込んでゴール。この原口によるアジア最終予選3戦連続ゴールで、日本は敵地で貴重な先制点を挙げた。代表18試合目の出場で5得点目となった。
原口は9月6日のタイ戦(2-0)、10月6日のイラク戦(2-1)に続く3試合連続先発出場で、連続得点をマーク。いずれも先制ゴールと日本に勢いをもたらしている。所属のヘルタでもレギュラーを掴む25歳が、この最終予選で目覚ましい活躍を見せている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
田口有史 ●写真 photo by Yukihito Taguchi
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