ソシエダ久保、シルバのバースデー弾を演出! 現地賛辞「見事な走りでラインを破った」「良いコンビネーション」

アルメニア戦でスタメン出場となった久保建英【写真:Getty Images】
アルメニア戦でスタメン出場となった久保建英【写真:Getty Images】

スタメン復帰の試合で積極的な仕掛けでチャンスを作る

 スペイン1部レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は、現地時間1月8日ラ・リーガ第16節でアルメリア戦に先発出場。元スペイン代表MFダビド・シルバの先制弾を演出し、現地も久保のパスと抜け出しに賛辞を送っている。

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 久保は4日に行われた国王杯(コパ・デル・レイ)3回戦の3部ログロニェス戦(1-0)では、太もも部の痛みによってベンチ外。迎えたアルメリアとの1戦で、久保は2トップの一角でスタメン復帰となった。

 前半は最初の惜しいシュートを久保が放つも枠を捉え切れず、堅い展開となったなか0-0で折り返す。それでも後半2分だった。シルバの縦パスに久保が反応し相手陣地の深い位置でボールを受けるとマイナスへパス。ペナルティーエリア内に入ってきたシルバにボールがこぼれると右足一閃。

 鋭いシュートが決まったが、ここで久保の抜け出しがオフサイド判定となり一旦取り消しになる。しかしその後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入がありオンサイドの判定に変わったため、この日誕生日だったシルバは嬉しいバースデーゴールが認められることになった。

 久保とシルバのコンビネーションで1点を先制したソシエダは、その後も試合を優位に進め、後半7分にFWアレクサンドル・セルロートが得意の左足で今季リーグ戦6ゴール目を決め追加点をもたらした。

 先制点のシーンをソシエダ公式も「久保とシルバの良いコンビネーション」と評すと、スペイン紙「AS」も「久保が見事な走りでラインを破り、日本人のお膳立てをシルバが1-0とした」と評価。同紙は「副審が旗を掲げたがVARが修正し、1-0が現実のものとなった」と得点までの流れにも触れている。

 先制点のシーン以外にも随所サイドの仕掛けで相手の脅威となった久保。その活躍は現地でも一定の評価を得ているようだ。

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