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ジダンがアメリカ代表監督のオファーを固辞 去就に仏紙注目「デシャン留任を受けてどうする?」
アメリカをはじめ3か国の代表監督就任を辞退
元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏は2021年5月にスペイン1部レアル・マドリードの監督を退任して以降、フリーの状況が続いている。代表チームだけでなくクラブチームの指揮に復帰する可能性も報じられるなど、“現場復帰”を巡ってはさまざまな情報が飛び交うなか、アメリカ代表監督の就任オファーを辞退したという。フランス紙「レキップ」が報じている。
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レアルをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に導くなど、同クラブで指揮官として華々しい実績を残したジダン氏。2021年5月からフリーの状況が続くが、これまでにフランス代表監督を務めたい意向を公言していたこともあり、ディディエ・デシャン監督の後任の座に就くのではと見られていた。
ところがフランスサッカー連盟は現地時間1月7日、デシャン監督との契約を2026年7月まで延長すると発表。これにより、ジダン氏の願いは少なくとも3年半後まで持ち越されることになった。
そんななか、「レキップ」紙はこのほど「デシャンのフランス代表監督留任を受けてジダンはどうする?」との見出しでジダン氏に関する最近の動向を報道。記事によると、同氏の元にはアメリカ代表監督の就任オファーが届いていたそうだが、これを辞退したという。同代表監督のポストに関しては、先のカタール・ワールドカップ(W杯)でとチームを率いていたグレッグ・バーホルター監督の契約が昨年末に満了を迎えたことで空席のままとなっている。
また、記事ではジダン氏がブラジル代表とポルトガル代表の監督就任にも断りを入れたと報じる一方、フランス代表の仕事に向けて準備をする用意があるとも伝えている。アメリカなど3か国の代表監督就任オファーを断ったのはフランス代表でのキャリアを見越してのものだったのか、それとも長期的な視野を持って“つなぎ”の仕事に向けた調整を進めているのか。昨年10月には現場復帰が近いことを匂わせていただけに、ジダン氏の今後が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)