マンU、カタールW杯で活躍のオランダ代表FWが“レンタル”で補強ターゲットに浮上
ベシクタシュのオランダ代表FWベグホルストが補強候補として注目
トルコ1部ベシクタシュに所属するオランダ代表FWボウト・ベグホルストがストライカー補強を目論むイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのターゲットとして浮上していると英公共放送「BBC」が報じている。
ベグホルストは身長197センチの大型FW。イングランド2部バーンリーからベシクタシュに期限付き移籍中で、トルコリーグでは今季16試合で8得点をマークしている。オランダ代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)に出場し、準々決勝のアルゼンチン戦(2-2、PK3-4)ではフリーキック(FK)からのトリックプレーで生まれた劇的な同点弾を含む2得点を決めて注目を浴びた。
ユナイテッドは昨年11月にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが退団。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが好調を維持し、センターフォワードとしてフランス代表FWアンソニー・マルシアルが出番を手にしているが、エリック・テン・ハフ監督は前線に補強が必要だと明言している。
昨夏の移籍市場でブラジル代表MFカゼミーロやブラジル代表FWアントニーなど大型補強を行った影響で今冬は財政的な制約は避けられないなかで、レンタルでのベグホルスト獲得が浮上しているようだ。
スペイン1部アトレティコ・マドリードのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスやFCバルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイも獲得候補と伝えられていたが、フェリックスは高額なレンタル料とサラリーの負担が条件に当てはまらず、デパイもバルセロナを去るなら完全移籍を望んでいるとされている。
ベグホルストのステータスはその2人は及ばないものの、2018年から22年まで在籍したヴォルフスブルク(144試合70得点)や先のW杯での活躍で実力は証明している。後半戦での巻き返しを図る“赤い悪魔にとって貴重なオプションとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)