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レジェンド香川真司の“どん底キャリア”に独メディア注目 「崩壊し、終わりを迎えるかもしれない」
シント=トロイデンに在籍する香川の現状をドイツメディアが特集
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントでレジェンドとして認められた元日本代表MF香川真司だが、近年はピッチ上で輝きを放てずにいる。ベルギー1部シント=トロイデンでプレーする33歳についてドイツメディアは「彼のキャリアは崩壊し、終わりを迎えるかもしれない」と特集している。
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香川は2010年に加入したドルトムントでブンデスリーガ連覇を経験するなど中心選手として活躍。12年にはイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、1年目からプレミアリーグ制覇を果たすなど欧州で順調にステップアップしていった。
しかし、ユナイテッドでの2年目はデイビッド・モイーズ監督の下で出場機会を減らし、14年にはドルトムントへ出戻り移籍。ドイツで復活を遂げたが、17-18シーズンあたりから出番が徐々に少なくなっていった。
その後、トルコ1部ベシクタシュ、スペイン2部サラゴサ、ギリシャ1部PAOKテッサロニキでのプレーを経て、2022年1月からシント=トロイデンに加入。今季は開幕からスタメンに定着していたが、昨年11月に慢性的な痛みを抱えていた足の手術を受けて戦線離脱していた。
ドイツ「DER WESTEN」は「BVBのレジェンドはどん底に。苦いキャリアの終わりが迫っている」と香川について特集。2010年にわずか35万ユーロ(約4900万円)でドルトムントにやってきた香川はドルトムントで“伝説”となったが、最初の退団(2012年)が「キャリアの分岐点になった」と指摘。欧州のクラブを転々とする状況について「何年も前からキャリアの階段を転げ落ちている」と伝えた。
そして、3月に34歳を迎える男の今後については厳しい目が向けられている。
「香川はこれ以上落ちようがないところまできている。まもなく34歳になるなか、キャリアを救うための6度目の挑戦が行われるかは疑問だ。むしろ華々しいキャリアは悲劇的な終わりを迎えようとしている」
1月4日にはシント=トロイデンでのトレーニングを再開させたことが明らかになった香川。もう一度かつての輝きを取り戻すことはできるのか。今後の行方に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)